店舗見学で会社の雰囲気を感じてもらう
わざわざ会社が店舗見学をする理由は何だと思いますか?店舗見学をするのにもお金がかかっています。社員等に案内をしてもらわないといけませんからね。では何故そうまでして店舗見学をするのでしょうか。
店舗見学をする理由① 就活生に会社の雰囲気を感じてもらうため
何回も面接を行い「御社が一番です!」との言葉を信用して採用した学生も入社3年で3割以上の人が退職します。会社によっては1年で3割以上の人が辞めるところもあります。最近話題のブラック企業とかそういう事だけが原因ではなくて、その多くが就職のミスマッチです。どういうことかというと、どうしても会社説明会などでは会社の「良い面」しか説明しません。当然ですが良い面しかない会社は存在しません。ホワイト企業なんて日本だけではなく世界を探してもありません。もちろんそういう事はわかっているとは思いますが、会社説明会などで説明された会社の良い面のみを鵜呑みにしてしまった人が入社したらどうなるのかと言えば…想像できると思いますが、
「こんなはずじゃなかった…」
「説明されたことと違う」となります。
こうなってしまったら学生も会社も良い事はありません。学生は「新卒」というブランドを失いますし、会社は採用費用を無駄にします。こういうことを防ぐために、会社説明会の後に店舗見学で実際の職場を見てもらうのです。実際の店舗を見たからと言って何かわかるわけではありませんが、何となく雰囲気はわかると思います。お客として店舗に行った場合には見る事ができないバックヤードや食堂、店舗裏での社員の雰囲気などを見て自分がそこに溶け込めるのか、毎日働くことができるのか、などを考えて下さい。百聞は一見に如かずです。会社としてもすぐに辞める人を採用してしまうリスクを減らすことができるメリットがあります。